扁平上皮癌 (squamous cell carcinoma)
口腔に生じる悪性腫瘍の大多数を占める
口腔粘膜部に生じる上皮性悪性腫瘍
喫煙、アルコール、ウィルスなどと関係
臨床事項
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50歳以上の男性に多い
- 舌側縁、歯肉(下顎)に多い
- 白斑、紅斑、潰瘍状、隆起型など
病理組織所見
- 口腔内被覆粘膜上皮から連続して深部に浸潤増殖する
- 高分化型(角化が明瞭:癌真珠形成、細胞異型は比較的経度)
- 中分化型(角化、細胞異型とも中等度)
- 低分化型(角化は乏しく、細胞異型は高度)
- 特殊型(疣贅癌、紡錘細胞癌、類基底扁平上皮癌)