口腔粘膜の悪性腫瘍は扁平上皮癌が大部分の症例を占める
口腔粘膜(舌、歯肉、頬、口底および口蓋粘膜)はいずれも重層扁平上皮に覆われているが、それぞれの部位により性状が若干異なることに注意が必要である
角化の見られない粘膜から採取された材料に角化細胞(角化物)を多量に認める場合は、過角化が生じていることを意味する
細胞診における前癌病変および扁平上皮癌の診断は、細胞異型とその程度に基づき診断される。以下に細胞異型の例を列挙する
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