日本大学歯学部付属歯科病院小児歯科

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障がいのある方へ

  一般の歯科医療機関では対応が困難な障がいのある方たちの診療も行っています。対象は先天異常や周産期の異常による知的障害や肢体不自由のある方や、脳性麻痺やてんかんなどによる緊張や不随意運動のある方、内科的疾患などにより歯科治療中の呼吸・循環の管理が必要な方などです。一般歯科診療のほか、摂食機能療法科との連携によって嚥下障害などにも対応しています。呼吸・循環管理が必要な場合には歯科麻酔科と連携し、必要に応じて笑気および静脈内鎮静法や全身麻酔下での集中治療も行っています。小児に限らず、成人で障がいのある方の診療も受け付けておりますのでご相談ください。

選択可能な治療法

  1. 通常の歯科治療・軽度の抑制下での歯科治療
    不随意運動や筋の緊張のある方はクッションを使用したり、レストレイナーを利用して動きを抑制し安全を考慮して治療を行っています。
  2. 鎮静下での歯科治療
    歯科治療に対する不安や恐怖が強い方や、嘔吐反射(異常絞扼反射)のある方では、ガスまたは点滴によりそれらの反応を弱めて、楽に治療が受けられるよう工夫しています。
  3. 全身麻酔下での歯科治療
    処置の内容や全身状態によっては、全身麻酔下での歯科治療を行っています。

車イス、バギーなどをご利用の方へ

  院内のエレベーターは病院受付の正面のみになりますので、こちらをご利用ください。また、病院の駐車場(無料)は予約制ですので、ご利用を希望される方は小児歯科受付まであらかじめご連絡ください。

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