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むし歯の集中治療

  歯科治療に対する恐怖心が強いお子さんや、障がいをもつ方の治療にあたって、歯科麻酔科との連携のもと、全身麻酔を使用した集中治療を行うことができます。

全身麻酔下での歯科治療の流れ

  体調管理のため、全身麻酔下での歯科治療にあたっては処置の前日および処置当日の入院を基本としていますが、状況によっては入院日数を1泊にしたり、日帰り処置を行うこともあります。担当医とご相談下さい。全身状態をチェックするため、処置前に術前検査が必要です。

  1. 全身麻酔下での治療を行うかどうかの決定
    年齢やう蝕治療の緊急度、全身状態などを考慮し、全身麻酔下での治療を行うかどうかを検討します。歯科治療に対する恐怖心を少なくするため、入院までの間に数回来院していただく場合もあります。
  2. 術前検査(処置の1週間~2週間前)
    心電図、胸部レントゲン検査、血液検査、尿検査を行います。
  3. 入院(処置の前日)
    午後1時半ごろ病棟へ来ていただきます。
  4. 処置当日
    当日は午前中から処置を開始します。処置の内容にもよりますが、治療時間は麻酔にかかる時間を入れて3~4時間程度かかります。
  5. 退院(処置の翌日)
    とくに問題がなければ午前中の退院となります。
  6. 定期健診
    治療後は定期的に健診を受けましょう。

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