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小児歯科で使われる器具
基本的に、おとなの治療で使うものと同じです。お子さんの小さい口に合わせて、小さく作られている器具を使用することもあります。
ラバーダム
治療する歯がよく見えるようにゴムシート(ラバーダム)を使います。お子さんには「マスク」「レインコート」などと説明します。
見慣れなかったり、しめつけられるような違和感があるためいやがるお子さんもいますが、ラバーダムには多くのメリットがあります。たとえば
(1)薬品が治療部分以外のところにつくことを防ぐことができる
(2)歯などを削ったときの水や破片が口の中に入らない
(3)唾液や血液が治療部分につくことを防ぐことができる
(4)小さな治療器具を誤って飲み込んでしまう危険を避けられる などです。
ラバーダムのシートはゴムでできています。ゴムアレルギーのある場合はあらかじめ担当医にお伝え下さい。
開口器
治療をしている間、不安や疲れのためにお口を開けておくことができない場合に使います。お子さんには「歯のまくら」などと説明します。お子さんの年齢などによってさまざまな種類があります。
レストレイナー
治療を嫌がって暴れてしまうお子さんの場合で、歯の治療時にどうしてもある程度体の動きを抑える必要がある場合に用います。通常は保護者の方に必要に応じて抑制のお手伝いをしていただきますが、それが出来ない場合に、危険防止を第一の目的として用いることがあります。