クラス短信 基礎を固めて進級に臨む

第2学年担任 山崎 洋介



 昨年4月から、歯学部学生として2年目の生活がスタートしました。1年生で物理、化学、生物などの基礎自然科学の科目や、英語やドイツ語といった語学などを学びました。2年生では、それらを基礎として、基礎歯科医学の多くの講義、実習に取り組まなければなりません。この記事が読まれているころには、すでに後期も終盤で、2年生諸君は講義、実習やそれに伴うレポート、日々の勉強、部活動などに忙しい毎日を送っていることと思います。2年生で学んでいる、口腔の生理学、生化学、歯の解剖組織、人体解剖、歯科材料学などはいずれも上級学年で履修する臨床歯科医学を理解するベースになるものですから、意欲的に取り組んでください。  さて、前期を振り返ると、5月の球技大会は残念ながら雨天中止となってしまいました。競技参加や運営面から関わっていた学生にとっては悔しいことでしたが、来年の奮起を期待します。10月からの後期では、解剖実習に関連して、築地本願寺において執り行われた解剖体追悼法要に参列し、解剖実習に対する意識をあらたにしました。夏の全日本歯科学生総合体育大会(オールデンタル)、桜歯祭、NU祭と、運動部、文化部双方活躍の場がありました。これからは風邪、インフルエンザなどが流行する季節です。体調に留意して後期試験そして進級に臨んでください。(助教 解剖学2)

生体組織実習風景


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